ナイジェル・ケーボン2017年秋冬の新作として、同ブランドのフラッグシップアイテム”マロリージャケット”のウール混ジャージバージョンが登場。
Mallory Jacket（マロリー・ジャケット）はNigel Cabournが独自にデザインし、今ではブランドのアイコンとなっている定番アイテムの1つ。 冬には別注のハリスツィード、夏は厳選した様々な薄手の素材を使用するなど、毎シーズン進化し続けているジャケットです。
元々は1950年代に人類で初めてエベレストに登頂成功させたエドモンド・ヒラリーに随行したシェルパ"テンジン・ノルゲイ"が登頂時に着用していたジャケットがモデル。 後に1924年にエベレストで落命したジョージ・マロリーに敬意を表して、その名前をマロリージャケットに改めました。登山服をモデルにしているジャケットは、ザックを背負う肩や、肘などに補強用の別布（コールドウェザークロス生地を使用）をあて、ラペル部分にボタンを設け、首元を閉める事ができるなど、サバイバル用途に適したデザインが特徴。今でもその無骨な雰囲気と、当時の空気感を見事に演出しています。
2017年の秋冬モデルの本製品では素材にジャガード織のウール混ジャージ素材を採用。伸縮性に富んだジャガード編みは本来ニットなどに採用される着心地のいい素材。緻密な設計によりテンションを計算された編地は、必要以上にだれたり、伸びたりすることがなく、自然に体にフィットします。オーセンティックのマロリージャケットはフラップとマチ付きのポケットですが、このジャケットはフラップがないのでシンプルに仕上がっています。
一重で仕立てが丁寧に作り込まれており、体を包み込むようなフィット感を実現させています。肌当たりが優しく、ウールの使用量が少ないので、ウールジャケットが苦手な方でも充分お使いただけます。荒削りのホーンボタンを薬品焼けで仕上げ、一点一点違う表情に。

コーディネートアイテム：スウェット |ボトムス |シューズ |