「ウェアを疑え！」スノーボードウェアを選ぶ際、何を重視しますか？デザイン、機能、スタイル、価格？「価格」と答えたお客様、是非この文章を読んでいただき"ウェア選び"の参考にしてください。まず、「ウェア」に注目すべき点は生地のスペックです。よく"耐水圧10,000mm" とか"防水性20,000mm"といかにも大げさな表記を目にしますが雪や水を進入させない技術はいとも簡単にできてしまいます。重要なのは"透湿性"と呼ばれるウェア内部の汗や熱気をどれだけ外に放出できるかという部分です。残念ながら「ウェア」では透湿1,000mm程度しかなく、運動すると「サウナスーツ」のような状態となります。弊社のウェアは透湿10,000〜20,000mmをギャランティーしており、激しい運動でもウェア内部の状態を安定させ常に快適でいられるのです。つまりそこが「ウェア」と決定的に違う部分なのです。その他「ウェア」にあるリスクを記しますので"間違えないウェア選び"の参考にしてくだい。●素材をつなぎ合わせる地縫いが省かれている箇所がある＝力がかかった時の強度が弱い。●運動量の多いスノーボードウエアだが、ベンチレーションがない＝ウエア内の熱や湿気を外に効率的に逃がすことができない●裏面の素材が全て起毛素材＝運動しているとずり上がってくる現象が発生する●フード裏素材が起毛素材＝水をはじかない＝雨や雪が降っている時に濡れてしまう重くなる●シームシーリング処理(縫い目の防水加工)が完全に施されていない(フルシームではない)主立った部分にしか施行されていない＝縫い目をつたって水がウエア内部に浸入＝濡れる裏が防水コーティングされている表地なので水が抜けにくい●ファスナーや資材など中国現地メーカーものと思われる＝品質が悪いものも見受けられる。ファスナーはYKK製に比べると破損し易い※開閉頻度が高いフロントファスナーのみYKKを使用●リストゲーターがイマイチ（2wayストレッチ素材を使っていない 親指を通すサムホールがない）＝リストゲーターをすることで、転んだときなど、袖がめくれ上がって、袖から雪の進入を防ぐという観点から考えるとサムホールがないので、転んだ時などにウエアがめくれ上がる付け心地が悪い●表地のコーティング加工面（防水透湿加工面）がむき出し＝摩擦等で加工面に傷が入った場合、水が浸入し易い　見栄えが悪い●足口スパッツの開口部が完全に閉じない＝冷気(天候や気温によっては寒い)や水が浸入し易い●衿ぐりが水の浸入しずらい縫製になっていない＝シームシーリング処理が施されていないので水が浸入しずらい縫製にした方がよいのでは？●PNTのポケットにファスナーが使用されていない＝雪や水が浸入しやすいものを落としやすい　以上